ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

日々のすくい取り

もう今日は7月ということに、ただひたすら驚きます。一年の半分が過ぎてしまいました。年度が始まってからは四半期。仕事では何ができただろうかと、思わず振り返ってしまいます。

仕事の内容はそれまでと変わらないのに、出向先の事情で自分の身分が、それまでそこの職員と同等から派遣に切り替わり、待遇もそれと共に切り替わりました。そのため、仕事の仕方を少し見直し、定時退勤を目指し、また、自分の業務ではないことに関わることを可能な限り避けるようにしました。これまで、自分の業務ではないことに割く時間が意外に多かったのです。また、今は仕様書で動く身分でもあるので、その辺りの線引きをある程度しておくということでもあります。

加えて、同じグループの職員は朝早目にきて帰りは早い(ほぼ定時)タイプの方が多く、心置き無くほぼ毎日早目に帰ることが出来るので、週に数回、帰宅後にフルートの練習を出来るようにもなりました。正直嬉しい誤算でした。

 

6月は賛助で参加した演奏会の練習と自分の所属するアンサンブルグループの練習で、全ての土日が埋まっていたため、日々の暮らしをいつも通りに過ごすことで手一杯でした。ここに文字で日々の簡単な記録ができると良いのでしょうが、日々をすくい取る余裕を持たないままひと月が過ぎてしまいました。

演奏会での曲が中々ハードだったので、自宅での練習は自分との問答のようにもなりつつ、演奏上の悪い癖の見つけ方にも気付いて、演奏会を終えて他の曲を練習する今にも役に立つことを、いくつも見つけられる貴重な機会となりました。

 

今日から年末まで、何をどうしていこうかと、簡単な目標を考えているところです。

もう幾つ寝ると

これからGWなんて書いてから、気付けば、あと何日かで5月が終わろうとしています。早すぎ。

 

GWは友人家族と共に遊びました。ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャパンで伊福部昭の曲を聴き、新国立劇場でバレエ『眠りの森の美女』を観賞して来ました。

 

伊福部昭は、『ゴジラ』のあの曲の作曲者です。田んぼに取られる足のような重さや粘りの中に日本を感じる曲を多く作曲しています。音楽学校で専門的に音楽を学んだわけではない方(北海道大学農学部出身)で、他の仕事をしながら作曲を続け、最終的には現在の東京藝術大学で教鞭を執ったという経歴をお持ちです。しかし、その独特の曲風が当時受け入れられず苦労なさったそうです。日本人には血湧き肉躍る曲、今なら声を大にして好きだという人は大勢いるだろうと思います。私は好きです。でも聞くのにエネルギーが要るかな〜とも思います。

 

バレエは、久しぶりの『眠りの森の美女』で楽しみにしていました。以前見たのはもう10年ほど前…その後暫く上演されず、ここ何年かで再び演目に入ったものの中々行けなかったので、もうワクワクしていました。見に行って良かったです。音楽は東フィルによる演奏です。生演奏での踊り、なんて豪華で贅沢な時間でしょう!

 

そんな楽しいお休みを過ごした後は、仕事でなんとなくカリカリした日々を送りつつ今日に至ります。耳鳴り、目眩、吐き気なんかが出て来たので、こまめに身体を労っています。

とはいえ、来月半ばに、お手伝い先の吹奏楽団の演奏会があるので、そこまでは何かと詰まった日々になる予定です。

連休が始まりました

カレンダー通りに動いていたため、5月3日から連休に入りました。テレビでは「ゴールデンウィーク後半」と言っていますが、漸く始まりました。

 

自宅に居てノンビリしていることが好きなのですが、生憎そうも行かず、来客やらお出掛けやらが詰まっています。来客のお陰で掃除が二の次になりがちな我が家でも人を通せる程度にはスッキリしたのは幸いですが、床を拭いても拭いても猫達が毛を飛ばしてくれるので、どこかで妥協したような結果となりました。それでも、暫くは清々しく過ごせそうです。他にもプライベートで期限付きでやらねばならないこともあり、眠りたいだけ眠るような身体の休め方を出来なさそうなのが残念です。多分身体は睡眠を欲しがっているのですが。それでも、普段では後回しになっているそれらの御用に集中できるのは、やはりお休みだからです。

 

電車でのお出掛けに備えて、Reader Storeで『蜜蜂と遠雷』を購入しました。この作品を読むことも、長い文芸作品を『読むということ』そのものも楽しみです。私にとって長いお休みを実感できる行動なのです。

2歳になりました

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我が家の飼い猫である『うり』と『うな』が2歳になりました。保護猫のため正確な誕生日が分からないので、獣医の見立てた生まれ月と我が家でのイベントとの兼ね合いで今日にしたものです。

 

やってきた時は片手で2匹を持てる大きさでしたが、今では1匹で体重5kg超えと大きくなりました。うりが小さい頃に血尿が続いたので、尿路疾患用の療法食を、体重に比しては少な目に与えていますが、それでも大きくなりました。今は肥満にならないように、毎日の食べ具合を見ながら加減しています。

 

一緒に生まれた姉妹ですが、其々異なる性格が面白いです。うりは、元々大らかでポーっとした所のある猫で、今も変わらず大人しくて大らかです。何かあるとヘソ天でクネクネしてくれますし、ソファの気に入りの場所で丸まって寝ていることも多いです。しかし、いつの間にか、朝私を起こすお仕事を始めてくれました。毎朝、寝室のドアをカリカリし、ドアの向こうで鳴いてくれます。廊下には120cm高さの柵を付けているため、寝室の前に来るにはそれを越えて来る必要がありますが、毎朝乗り越えてやってきます。それ以外のことでは柵越えをしないので、毎朝のお勤めに熱心なことが分かります。私が起きれば足元にまとわりついてから、自分のやりたいことを始めます。

 

うなの小さい頃は寝姿を殆ど見たことがありませんでした。物音がするとキッと真ん丸に目を見開いて警戒していました。その側で眠りこけているうりを守っているかのようでした。抱っこはおろか、撫でることも中々できませんでした。警戒して余り近寄ってもきませんでした。

それが今ではお話し、割とヒトの言葉が通じ、何よりも撫でられるのが大好きで自分から寄ってきて撫でることを要求し、ヒトの傍で寛ぐようになりました。座る足下で眠るうなを初めて見た時に、本当に嬉しかったのを覚えています。我が家がそういう場所になれて良かった。

 

カリカリではないご飯でお祝い。まだまだ仲良く一緒に遊ぼうね。

 

写真は数日前のうりうな。眠るうりの傍でうなが見張り番をしていました。

もう5年とか6年とか

タイトルは何のことって、今使っているお弁当箱の使用年数です。台所仕事をしていて、ふと気付きました。

 

お弁当を作る切っ掛けは東日本大震災でした。それまで夫は職場の食堂を利用していたのですが、震災の影響で使えなくなり、そのまま改修などで1年程使えなくなりました。

震災直後からの停電が回復した(水道はまだ)の頃はおにぎりを、その後も夫は当時何かと忙しい日々が続きお弁当が助かるとのことでしたので、ちゃんとしたお弁当箱を購入。震災前はお昼を自宅で食べていた私もお弁当を持参することにして、当時持っていた100均で購入したお弁当箱を利用。一年ほどして食堂が再開してからも、夫がお弁当の継続を希望したことから、私もお弁当箱を新調しました。これで三日坊主に終わったら勿体無いかなあと、レジでビクビクしたのを覚えています。

 

それから毎日のように、お弁当箱を使い、今日まで来ました。このことに気付いて、「なんか、頑張ったなあ」と感慨に耽ってしまいました。

 

もちろん、明日からも使います。洗って食器乾燥機にかけて、翌日使ってと、ハードに使っていると思いますが、どちらのお弁当箱も、まだまだ頑張ってくれそうです。

近所にホームセンターが出来た

もう30年の付き合いになる腕時計の電池が切れていることに今朝気付いた。数日前は動いていたのに。

 

職場ではパソコンが時刻を示すし、デスクを離れるときはスマホがあるので、腕時計をするのは出張の時位で、しかもその時ですら着けるのを忘れる程に腕時計から遠ざかっていた。しかし、時刻を知るためにスマホを取り出すのが余りに面倒になってきたので、再び着けようと思い立ったのが最近のこと。

 

時計のベルトも草臥れ過ぎて交換を考えているところだったので、ベルトだけなら自分で交換しようと思っていたけれど、合わせてお店の人にやって貰うことにした。電池交換で裏蓋を外すためにベルトを外す筈なので、両方を一度にするのは手間もコストも悪くない筈。

 

最近、自宅近所にホームセンターが開店したので、退勤ついでに立ち寄った。閉店まで1時間、先日までの開店セールの波も過ぎて、不安になる程静かな店内で目的達成。そして思った通り。

 

待ち時間に店内を彷徨く。文具などの品揃えが想像以上に良くて思わずニンマリ。歩いていける距離にお店ができて嬉しいなあ。このお店のすぐ隣にはイオンがあるので、選択肢が広がって消費者としては有難い限り。お願いだからどちらも存続してください。

演奏会を聴きに行く

地元の吹奏楽団の定期演奏会を聴きに行く。大変に人出が多く、節目の演奏会だからかと思っていたら、この何年かは毎回このような状態らしい。昨日も今朝も防災無線で案内されていたし無料だしと言うのがどこまで効いているかは分からないけれど、お年寄り率も高い。30分前に建物に入り、ロビーコンサートを聴いてからホールに入ったら既に空席を探すのが大変な状況になっていた。幸い無事に着席。

 

存在は知っていたけれど演奏会に来たのは初めて。中々機会に恵まれなかったのだけれど、職場の人が出てるしということもあって、早目にスケジュールを確保したのが来られた理由のひとつ。

もっと良いホールだと良いのに少し気の毒だなと思ったが、演奏自体は楽しめた。この団体はコンクールなどには参加せず、音楽を通じた文化交流を目的としているので、小学4年生から入団可能。とはいえ、成人率が高かったけれど。それでも周辺の小学校はコンクールで中々な成績を収めてくる学校が多いので、打楽器にいた小学生と思しき人も大人達の演奏に溶け込んでいて感心した。

 

ここの発足当時、自分は他の吹奏楽団に入っていたので特に気に掛けてはいなかった。最近は所属していた吹奏楽団へは行かず、しかし合奏の勘を維持するために、友人が所属する団体の賛助に入ったりしている状況。要は団体の活動と自分の生活スタイルが合わなくなってしまったということなのだ。

一方で、もしかしたら地元のこの吹奏楽団の活動日は、今の私には都合が良いかも知れないと思うようになり、実は今日は様子見を兼ねていた。楽しそうだなあと思う。ちょっとその気になっているが、まだ思いきれていない。

 

運営に深く関わっている団体があるのだが、近い将来区切りがつくことになっているので、その区切りがついてからかなあ、でも、その時では環境が変わって縁遠くなってしまうかなあと悩んでいる。