ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

戻ってきた

 いつもお願いしているリペアさん(他県在住)が、泊りがけの私用で近くへ来たので、行きに途中下車して、調整の済んだフルート(とリペア道具)を預かった。吹いた後で、再度点検するということで、受け取った翌日、リペアさんが帰り道にまたしても途中下車してくれて、我が家で見てもらった。
 大きく狂うことなく、調整が上手くいったことに、リペアさんは安心していた。どこをどのようにしたのか、どこが不調になりやすいのか、この楽器の特徴等を教えてもらったほか、リペアギョーカイの話なんかもして、面白い時間を過ごした。
 昨日受け取ってすぐに音を出したら、妙に傍鳴りしている気がした。それは、自分の吹き方が悪いのか、1ヶ月楽器から離れると、そんなに吹き方を忘れるのかと、自分でも予想以上の事態に、内心あせっていたのだった。しかし、それは、今回使ったタンポの皮の特徴だと教えてもらって安心したのだった。楽器のオリジナルのタンポの皮と同じメーカーの、少しグレードが上の皮を使ったそうだ。そんな細かいところでも、響き方が変わるというところが、恐ろしくも面白くもあるところだ。
 楽器が戻ってきたし、今月半ばには、アンサンブルの会の今年度のキックオフ練習会があるし、早く感覚を取り戻さなくっちゃ。それが、アンサンブル仲間でもあるリペアさんへの恩返しだと思う。