音楽療法講座

　以前から音楽療法に関心があった。居住している県内で唯一講座を開講している専門学校が、一般向けに３回で終了する夜間講座を開講するというので、受講してみた。本日が最終日。２週間おきに講座はあったけれど、初回は風邪で寝込んでしまっていたし、前回と今回は仕事の都合で遅刻してしまったことが残念。
　参加者はおよそ50名。参加者の大半が、現在施設等で、レクリエーションの一環で音楽の時間を持っており、私のように職業として音楽と関係の無い者はごくわずかなようだった。
　音楽に参加することが、発声、言葉や数の認識、コミュニケーション等々の訓練となっていた。ひとつひとつの目的を理解すると、ひざを打つような感動もある。実例を見ながら、どんな方法を採るのかを決めるのに、最も大切なのは「思いやり」だと痛感した。療法を受ける人ばかりではなく、その家族も含めて。さじ加減が難しそうだ。
　その専門学校では、来年度から聴講や科目履修の制度を設けるそうだけれど、仕事をしている身には平日昼間は参加不可能だ。また夜間の講座をやってくれないかなあ。