ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

比較の感覚

遅いTBですが、ちょっと気になっていたので。

マレーシア その2から物価(CHARADEさん)

(タクシーのリアガラスに入ったヒビの*1)修理の見積もりを取ったら580RMかかると言われたそうである。「580RMですよ、580RM! 冗談じゃないですよ、そんなお金あるわけないじゃないですか!」

580RMといえば2万円弱、僕だったら支払うのに迷う額ではない。まして商売道具ならなおさらだ。

単純に日本円に換算しただけでは、感覚として掴みにくいのではないかしらと思ったので、勝手に少し調べてみました。どのくらいの収入を得ているのかというのが、感覚へ大きな影響を与えるように思うのです。


「マレーシア 平均収入」をキーワードに検索して見つけたHP http://ushizo.muumin.net/aboutmalaysia/main.htm では、

日本円に換算すると1.0RMが約30円。(例:食事が6.0RM=180円)現地の大卒の会社員の平均収入が2000RM程度(約60000円)なので物価は日本の約1/3くらいと考えられます。
買い物などをする時は日本円に換算した上でさらに3倍くらいすると現地の金銭感覚で高い買い物かどうかの判断がしやすいかと思います。

とあります。


これを基にすると、上記フロントガラスの修理代580RMは、現地の大卒会社員の平均収入に対しておよそ3割を占めます。タクシー運転手の収入がわからないので想像ですが、もう少し低いのではないかしらと。さらに、その収入で何人もいる家族を養っているかもしれません。すると、結構痛い出費に分類されるのではないでしょうか。


そこに、「商売道具なのだから」とか「安全性」という判断基準が加味されますが、「安全」や「保険」に関することは、ある程度金銭的に余裕があって初めて真剣に考える対象となれるものなのですよね。


その運転手さんの気持ちも分かる気がするし、でも商売道具なんだしとも思うし、複雑な気持ちを抱えただけで結論がないですが、この辺で。

ご意見がありましたら、コメントでもTBでもメールでも大歓迎です。>みなさま

*1:kimuchimilk補足