姿勢
これも愚痴です(涙)
定時のおよそ1時間前に電話が鳴った。外線だ。
出ると、最近隣の席の方宛に良く電話を掛けてくる、とある会社の方だった。
あいにく、お目当ての方は休み。
その旨伝えると、「そちらのグループでほにゃららについて詳しい方はいませんか?」と畳み掛けてきた。
なにか差し迫っているのかしらとも思い、しかしながら「ほにゃらら」はほとんど総称と言っても良いほど大雑把過ぎて、それだけでは対応する人を決めかねるので「ほにゃらら」の具体的内容を尋ねてみた。*1
すると、「『ほにゃらら』じゃ分からないんですか」と、困っているんだか、舐められているんだか分からないような口調で返されて、ちょっとムッとした。
しかし、ムッとしても仕方が無いし、困っているのだろうと思い直して、言葉を選びながら説明すると*2、付随する情報を知らせてくれた。
それを元に、グループの最適と思うメンバーに転送し、事情を伝えると「受けてもいいけど今は打ち合わせ中で手を離せない」とのことだった。
そこで、折り返し電話をするということで話をつけ、その旨を電話を掛けてきた方に伝えた。
すると。
「その打合せは**時には終りますかねえ? 私その時刻を過ぎたら帰っちゃうんですよ」
と言われた。
一瞬、絶句した。
その後、怒鳴りたくなる自分を一生懸命抑えた。
その時刻に会社を出なければならない切羽詰った理由があるのかも知れないけれど。正直な方なだけかもしれないけれど。
目的の人が不在と知った時点で、翌日掛け直すという選択肢のある中、さらに情報を得られそうな人を求めてきたのはそちらでしょう。なのに「帰っちゃうんですよ」なんですか。待てないのですか。あるいは、情報をやり取りする他の手段を提案できないのですか。
ま、その時点でも「翌日掛けなおす」という選択肢も使えると思うのですけどね。
苛立ち半分、直感半分で「確証はありませんが、恐らく終わると思いますよ」と言った。言いながら、無責任だと自分を責めた。
結局、問題の打合せは、相手のリミットよりも前に終了した。直感が当たって安心した。
いや、それにしても、ですよ。
待つだけ待つけれど、限界があるというのであれば、それは仕方がないかもしれない。それを伝える言葉の選択を誤っただけかも知れない。
しかし、それ以前に。
どの程度のことを知りたかったのかは分からないのだけれど、ものすごく込み入った情報を求めているようにも感じられなかったのですよ。
その程度の情報ならばウチのサイトにまとめられて出ていますよ。レポートもネット上にたくさん公開されていますよ。あなたもご存知のキーワードを入れただけで、かなりの情報が出てきますよ。恐らく、それであなたの知りたいことの第1段階はクリアされると想像するのですが。クリアされなくても、もう少し要領良く最初の問いかけを出来るようになると思うのですが。
調べましたか?*3
分からない、知らないというのは構わない。けれど、それらを知りたいと思ったときの姿勢は大切ではないかと、若輩者*4の私は思うのですが。
それとも、私の心が狭いのでしょうか。
今度、その人が隣の席の方を訪ねて来た時には、睨みつけてしまいそう・・・。
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