ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

お下がり

<紀宮さま>披露宴の衣装「皇后さまのお下がりで」


11月15日に結婚披露宴が執り行われるとのこと*1

披露宴の衣装について、「皇后さまのお下がりを使いたい」と周囲に話すなど、準備にも控えめで派手なことを好まない紀宮さまらしさがにじみ出ている。

確かに、控えめで派手なことを好まない「らしさ」なのかも知れない。


しかし私には、母にまつわるものを身に付けて(出て)行きたいという気持ちの現われではないかと感じられる。母の想い出とともに、というか。結婚したら、いつでも自由に親元を訪ねることはまま難しくなるものだけれど、皇室となれば尚更ではないだろうか。「皇后さまのお下がりを使いたい」という言葉は、母を大切に想う気持ちそのままのように感じられる。


「お下がり」を使用できる状態にすることの方が、新調するよりも色々と大変かもしれないけれど、それでも叶えてあげて欲しいなと、一人の女性として、親を持つ者として思う。

*1:皇室フリークでもなんでもない私には「へー、そうなのかー」という程度の感想しか持っていない。