ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

なりたい自分になれる手帳?

遅ればせながら、tamaさんの記事にTBさせて頂きました。



この記事が対象としている女性達は、既にある程度の自我や方向性、手法を持った人ではなく、残念ながらこれまで漠然と過ごしてきてしまった人や時間の使い方に不満や不安を抱いている人ではないかと想像している。そしてそのような人が不満や不安を感じる時間とは、主にプライベートの時間ではないだろうかと想像している。なぜなら私もそうだったからだ。ということで、恥ずかしながら自分の高々1年弱の経験を基に以下書いてみる。


私が今年使用している手帳はアクションプランナーだ。バーチカル軸の手帳を初めて使用した。その理由は以前ここにも少し書いたけれど、自分の時間の使い方を確認したかったからだ。現在手帳がどのようなことになっているかをちょっと書いてみると、通常の勤務時間枠は、時々入る会議等のメモの他は、主にその日にやった作業あるいは翌日以降でやらなければならない、もしくは、やりたい作業のメモが簡単に書き込まれる程度だ。もっともこれまでは、そのようなメモすらロクにしていなかったので、これだけでも十分に「時間」を意識する手段となったことは進歩だ。やや長期的なスパンで見る必要のある仕事を持っていれば、そのマイルストンについてもメモしている。しかしながら現在は、日々降ってくるものに対処することが主なので、仕事における計画に対して余り手帳は寄与していない。


一方で、退勤後の時間や週末などのプライベートでの時間については色々と書き込まれている。小は買い物のメモや細ごまとしたToDoから、大は移動時間も含めた移動の予定だったりする。あるいは、やるべきことを予め時間を確保して記帳しておく。たったこれだけのことだけれど、かなり安心してプライベートに色々な予定を入れることが出来るようになったし、自分が今中心に据えたいことが何かをある程度見ることができるようになった。買い物のメモも、忘れずに購入できたというだけで、その後の状況が変わることもあるので、私にとっては中々あなどれないメモとなっている。


そして、このように記帳することで、私の何が変わったのかというと、やりたいことが出てきたら、出来るかしらとうじうじと悩まずに、とにかく思い切って予定を入れてしまえるようになったことだ。入れてしまえば予定を実行出来るように日々調整しながら対処していくのみ。そうすることで周囲へも極端な迷惑をかけずに、やりたいことを出来るようになってきたと思う。そして、そのように動けるようになった自分を、ちょっとだけ信頼できるようにもなったと思う。一番信用や信頼のないのが自分自身だったので。

(さらに副次的な効果として、メモの習慣がついたことが挙げられる。気になることがあればメモ、欲しいものがあればメモ。実はこの記事も、気になっていたのでメモしていて、目に触れるたびに少し考えてみるということを繰り返し本日のアップに至ったものだ。)


まあ、このような感じで、プライベートの時間の使い方について漠然と考えていた人にとっては、手帳で視覚化しながら時間の使い方について考えることは大変に有効だと思う。そして、時間の使い方への意識を高めつつ「スキルアップの勉強」だったり「趣味の充実」だったりと内容は人様々ながらやっていくことで、「なりたい自分になれる」のかも知れないなあと思うし、その途上にいる自分自身のために信じたいと思う。