ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

親御さんはどのような気持ちなのかを知りたい

本日演奏した養護学校は、小学生から高校生までいて、本日は在校生の親の会の主催によるものだった。聴いているのは、在校生とその親御さんだ。


本日の演奏では、近くにある高校の吹奏楽部の大勢の生徒に、演奏や演出を手伝ってもらった。その案を出したのが誰なのか知らないけれど、気づいた時にはそのように決まっていた。


この疑問が湧いたのは、マツケンサンバIIを演奏している時だった。私達の演奏に合わせて、演出係りの高校生達が踊っていた。そして、この曲は「一緒に踊ろうコーナー」だったので、踊りたいと思う生徒達も、前の方に出て来て、思い思いに体を動かしていた。


その光景を眺めながら、ふと昨年も見かけた女の子に気付いた。そうか、高校生になったのねと思った瞬間、あ、と思った。


高校生同士が向き合って踊っている。障害の有無で、見た目から動き方まで異なり、何も知らなければ同じ年頃とは思わないだろう。いや見た目は個人差があることはあるけれど、全体的に見た印象としては異なっている方が強い。そして、意識をせずとも、なんとなく比較してしまうのだ。ああ、同じ年頃なのよね、と。


あの様子を見た親御さんは、どのような気持ちだったのだろう。特に何も思わないのだろうか。それとも比較している(されている)気分になるのだろうか。そのような(比較の)場を設けたと思う方はいるだろうか*1。親御さんを厭な気持ちにさせていないだろうかと、大変気になっている。

*1:親の会主催だというのに!