(レス)二番目伝説
fujiponさんの『「失望」の予感』につけたコメントの更なるコメントです。fuiponさんのコメントを読んだのが今になってしまったので遅くなりました。
確かに「一番好きな相手と結婚できなかった人々への救済」という意味合いもあると思います。でも、例えばある人を「トイレへ行くなんて信じられないわ!行かれたら幻滅よ!」というほどの幻想付で好きになっていたら、たとえお付き合いできるようになったとしても続くのは困難ではないかと想像するのです。トイレへ行かれたら幻滅するわけで、その訪れるであろう幻滅に耐えられるか(妥協できるか)ということです。
ちょっと変なたとえですが、好きだからこそ「妥協」することすら嫌だ、苦痛だということがあると思います。仕事についても同様で、業務上発生する妥協しなければならない事柄が更なるストレスの種となるか否かという点で、二番目に好きなことなら一番好きなことよりも「妥協することを妥協しやすい」のではないかと思うのです。続けていく上で生じるストレスを軽減する知恵ではないかと。
あるいは、別の情景として思い浮かんだのは、芸術家が活動を続ける傍らで資金を得る手段としてバイトをしているような。そのバイトで何かイヤなことがあっても、やりたいことをやるためにと諦めて受け入れられるような状況かな、と。
……なんかずれてるかしら、私。