そんなにお子ちゃまなのか?
夫の家事・育児への参加時間が増えた夫婦や、もともと長い夫婦は、子供の生まれる率が高いことが8日、厚生労働省の「21世紀成年者縦断調査」で分かった。妻の職場に育児休業制度があるかどうかで、出産や就業継続に3倍近い格差があることも明らかになった。
調査は少子化対策などの基礎資料とするため、2002年10月に20〜34歳だった人を対象に、結婚や出生、就業の状況を毎年追跡している。第3回の今回は04年11月に実施。対象約2万8000人中、約2万400人から回答を得た。
(時事通信)
一から十まで面倒を見なければならない「ボクちゃん」がいたら、妻にしてみれば自分自身が育児をしている姿も想像できないだろうなあ。夫の家事参加は人として当然のことだと思うけれど、それがニュースタイトルになってしまうのが現実なんだろうな。そんなの当り前だからタイトルになんてならないよと言える日はいつになるのだろう。ましてや、クエスチョンマーク付とはいえ、それが少子化歯止めとまで言われるなんて。そんなに日本の成人男性はおこちゃまなのだろうか。
妻の勤務する会社の休業制度の威力は大きいと思うけれど、本来は妻側だけではないでしょう。夫側も必要なこと。この書き方、「育児は女性」の図式を強めたいと思っているのかと問うのは、イジワルでしょうかね。もっと踏み込んで書いて欲しいなぁ。