ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

ほっ

 現在、市吹で抱えている役目の一つを、来月から降りられることとなった。
 当初そのようなつもりはなかったけれど、結局何年もこの役目を担当してしまっていた。企画立案が自分自身だったので初めの頃は道筋をつけるべく自分の時間を割いて専念した。でももう何年か前には、いい加減私の色を消した運営にしなければと思っていたのだ。
 今年度、私自身は既に破綻していた。最近は自分自身の生活がバタバタしていることもあってより一層ひどさが増していた。辻褄を自分であわせていたけれど、それはすなわち会場にいながら練習に参加しないこととなり、パートの人には迷惑を掛けてしまっていたのだ。

 なのに、なぜか私はパートリーダーにもなっていたし、実際の演奏でも主力の一人として動かなければならなかったのだ。練習に参加していないからパートの状況をなかなか把握できず、自分自身も思うように練習できず、コンクールや定演の頃は精神的にも一杯一杯の状態だった。それらの行事が終わるたびに体調を崩してしまっていた。

 来年度もこの担当出来そう?と尋ねられ、出来ることなら主力から外れたいと申し出て了承された時に、心がふっと軽くなった。嬉しくて祝杯をあげたい気分になって、帰り道にお酒を買った。今までよく頑張ったと思う。最近は心も身体も悲鳴をあげていたので来年度は市吹を休団しようかとも考えていた。別の事情からそれは現実味を帯びていたので、その時に大騒ぎにならないように数名にその可能性を伝えていた。結果的に、その事情は無くなったのだが。

 今日、何名からか「コンクール出られる?」と恐る恐る尋ねられてyesと答えたら嬉しそうな顔をしてもらえたのが嬉しかった。

 来月からは練習に参加できるし、パートのことに心を砕ける。楽器を持って行きながら、楽器を出さずに市吹の練習から帰ってくる日は今月でおしまい。うれしい。