ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

パーリーの苦悩

 Mariさんのところのもめごとから。ああ、パートリーダー氏の苦悩が分かる・・・という私も、もう10年(以上かもしかして)パーリー(パートリーダーの略)をやっている。まあ名目だけなんですけどね。

 こういう状況の場合、新しい方が「目覚めて」くれないと、互いに辛いことになるのですよね。色々とついていけなくて、早々にやめてしまうという結果も何回か見てきました。そうしないためには、技術指導を含めての周りのフォローが重要ですが、パーリー氏にその余裕はないご様子ですね。程度問題ではありますが、団員の持つ最低レベルと同等の技術が無いと、合奏していても意外に些細なことが気になってしまうものです。そういう些細な事って、いつのまにか大きな不満になっているものです。いえ、新しい方が勘が良くてというのなら、大きな問題とはならないと思いますが・・・。

 私も、パーリーと同時にちょっと実働的に大変な係りを担当していた時(って昨年までそうだったけれど)は、正直気が狂いそうな思いをしていました。パートのことは二の次で係りの方を見なければならなかったため、下手をすれば会場内にいながら練習にも参加できませんでした。パートの様子は分からないし、自分の演奏で手一杯のところ(演奏上の責任だけは、結構あったんですよねぇ。練習に参加出来ていないのだから、そもそもの練習量が不足しているのに)を他のメンバーの様子まで気を配るのは厳しかったけど、あまりに放ったらかしにしていると、他のパートから「ねぇ」と相談という形の忠告がくるし・・・。それは事実で受け止めて対処すべきことだけれど、一体私のどこにその時間を取れるのだ!と叫びたくなったこともありました。頼むから皆練習しておくれよ、と思ったこともしばしば。や、練習というよりは、誰か先生についてもらえないだろうかと思うこともしばしば(笑)

 あるいは、ちょっと考えがあって(例えばあの人を鍛えてみようとか)、いつもと異なるパート割をすれば、他のパートから苦情が来てみたりとか。同じパートのメンバーだから、(心の中で同意したとしても)基本的にかばうスタンスしか取れないし、代わりに謝ってみたりもして、しばらく様子見させてくださいとお願いもしてみたりして。でも、結局途中でパート割変更ばかりしていたなあ。自分よりも年の上の方に気を遣いながら指示するのも疲れる。相手によるんだろうけれど、疲れてしまう人というのはいるもので。他のメンバーと体の良い理由を探してみたりして。

 ・・・いつのまにか、自分の愚痴になってしまったよ。パーリーは見えないところで色々と悩ましいことを抱えているということで、おしまい。