ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

上達のカギ?!

<上達のカギ>片腕より両腕で 運動、楽器など
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061009-00000014-mai-soci

ふーん。
まあ例えばピアノで、片手ずつ練習した後で両手で弾くと、どちらの手も片手ずつの時とは動きが悪くなるけれども、それは集中力の差というか、注意を払う対象が単純に2倍(以上)になってしまうからだと思っていた。とはいえ、最終的には両手で弾いて練習しなければならないし、片手ずつ極めたから両手で素晴らしく弾けるともこれまでの体験的に思えない。片手ずつの時に、もう片方の手をイメージするというのがポイント高いのだろうなあ。……イメージトレーニングは効果があるということかな?


以下記事全文

 上達のカギは「バランス」? 運動や楽器演奏で同時に両腕を動かすことを学習する場合、片腕ずつ練習してもさほど上達が見込めないことを、東京大とカナダ・クイーンズ大の共同チームが実験で見つけた。スポーツや音楽の練習のほか、まひした腕のリハビリを効果的に進めるヒントになりそうだ。米科学誌「ネイチャー・ニューロサイエンス」電子版に9日発表した。
 東京大大学院教育学研究科の野崎大地・助教授(身体教育科学)らは、左腕に一定の力を加えて動かしづらくしたうえで、動く標的に左腕、あるいは両腕を伸ばして触る実験を繰り返し、効果的な学習の手法を調べた。
 その結果、左腕だけを使い標的を触れるようになった後、右腕も同時に動かすと、左腕の成績は7割まで落ちた。順番を逆にして、両腕を動かしながら左腕で標的に触れるようになった後、左腕だけを使うと、同様に7割の能力しか発揮できなかった。この傾向は利き腕に関係なく見られた。
 研究チームは、片腕だけを動かして覚える時と、両腕を動かしながら覚える時の脳の働き方が違うと推定。片腕ずつ技術を身に着けていく練習では100%の力を発揮できない可能性がある、と分析した。
 野崎助教授は「両腕をバランスよく使うことが重要。片腕ずつ練習するにしても、もう片方の腕を動かしているイメージを常に持ち続けると効果的だろう」と話す。【元村有希子】
毎日新聞) - 10月9日10時5分更新