ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

さんまの刺身

 どうでもいい、夕飯の話など。

 昨晩は体調が今ひとつだったので、早々に帰宅した。帰りに夕飯の材料を求めて近所のジャスコへ立ち寄ったら、お客様感謝デーで客が多かったためか閉店直前のように品揃えが少なくなっていた。

 余り気を使うような料理をしたくないことと、煮た大根をものすごく食べたかったことから、鶏大根というのもおこがましい、切った大根ととり手羽(先)を煮たものを作ることに決めていた。これだったら保温鍋にお任せできるから。立派な葉付きの大根があったのでそれを購入することに。葉は近日中に味噌汁の実にしよう。そしてとり手羽(先)を見に行ったら売切れてしまっていた。そもそも鶏肉コーナーはほとんど空っぽだった。普段なら諦めるところだけれど、昨日はどうしてもと自分自身が納得できない。ということで、ぶつ切りなる鶏肉が2パックあったので、皮の多く付いている方を選択。私の作る鶏大根は、皮からの出汁がポイントなのだ。以上で、おかずその1の材料は揃った。

 さて後もう一品をどうするか。2品以上無いとダンナが寂しがって、食事前に冷蔵庫前で落ち着かなくなるのだ。手を掛けるのが難しいので、毎日のようになんらかの刺身を出すことでごまかしているのだが、あいにく適当なものが無い。どうしたものかと見回すと、さんまが水を張ったトロ箱に入れられて1匹78円で売り出されていて(好きな数だけ備え付けのビニル袋に入れて購入する)、刺身でもOKだとある。幸い時間はあるし、明日はごみの日だから、たまには捌くかという気分になる。あいにく片付けが始まり、トングが既になくなっていたので、裏返したビニル袋に手を入れて直接さんまを掴んで袋を返しては結び、をして計2匹をかごへ。氷水に負けて3匹目を掴む気力は無かった。それから適当にみつくろった野菜をかごに入れてレジへ。

 帰宅して早々に炊飯器を仕掛けて味噌汁と鶏大根の支度をする。鶏大根を保温鍋に仕込んだら一件落着。しばらくPC前でボーっとしつつ身体を休める。幸いのだめをリアルタイムで見ることが出来た。セットしていたはずのビデオの調子が悪くて録画できていなかったため、これはラッキーだったのだ。ダンナが帰宅してから、さんまを捌きに掛かる。

 鶏大根の調理に使った器具を洗ったのは良かったのだが、そのまま乾燥機までセットしてしまっていた。そのせいでまな板がぬくもってしまった。大失敗。水で冷やしてみたけれど余り効果は無かった。諦めてぬるいまな板で調理を開始。1匹目は律儀に3枚におろしてみた。皮をはいで適当な大きさに切って出来上がり。ネコらしいネコである♀が、流しに器用に乗って私の手元を興味津々で覗き込む。欲しそうにしているので、たまにはいいかと思い、骨周りに十分に身が付いていたので、4つにぶつ切りにして与えると無我夢中で食べていた。一方でカリカリ専門の♂はさっぱりと興味がないらしかった。

 2匹目は手開きでやってみることにした。いわしでは良くやるけれど、さんまの手開きは初めてだった。でも問題なく出来た。少し指先が痛いけど手でやるほうが早いかも。しかし、小骨があちらこちらに残ってしまったので、骨抜きで大雑把に取った。ということで、トータルに掛かる時間は変わらないかもしれない。骨に身の付く率は断然3枚おろしの方が多いので、そこが判断のポイントかも。

 ということで、食卓が整う。刺身を食べてみたら、身に結構塩気が付いていた。これをネコにやるのはまずかったかなあ。しょうゆにバンバン浮くほどに油が乗っていて美味しかったけどね。出来合いの半額位で出来たし。

 魚をおろしたのは久しぶりだった。刺身はお店で買うとそれなりの値がするからという理由で、刺身好きの私は学生時代、イカやいわしやアジを自分でおろして食べるというのは良くやっていた。それをちょっと懐かしく思い出した。