ねこの日々 - ブログ版

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大人のいじめ

<いじめ>「大人」の職場でも深刻 労働相談の2割近くに

 シュレッダーが普及した今、伝票を延々と手で破るだなんて嫌がらせとしか思えないよなあ。暴力とかさ。呆れてしまった。言葉の端々に嫌味が出るよりは証拠として残り易いように思う手段だけれども。
 大人のいじめというよりも、いじめの発想が出る辺り、大人が子供化しているということなのではと、記事を読みながら考えてしまった。もしくは、「しつけ」の名の下に子供を虐待する大人と発想が変わらない。情けなさ満載。でもそんな人に「君たちもいじめられるたちばになることもあるんだよ。」なんて言ったって無駄に思えますよね。ダメなものはダメ。
 困っている方は、法的措置でも対抗できるそうなので、弁護団(03・3251・4472)へまずは相談の電話をとのこと。

以下記事全文
<いじめ>「大人」の職場でも深刻 労働相談の2割近くに

 「大人のいじめ」もまん延してます――。日本労働弁護団(宮里邦雄会長)の実施する労働相談で、職場でのいじめに関する相談件数が全体の2割近くを占め続けている。内容も言葉のいじめから直接的な暴力まであり、弁護団は「子どものいじめ自殺が相次ぐ中、『子は親を映す鏡』というが、長時間労働などが職場にギスギスした雰囲気を生み、いじめにつながっているのでは」と分析。「14年間の相談活動の中で経験したことのない異常事態」と指摘している。
 弁護団によると、年間約2000件寄せられる相談のうち、いじめに関する相談の割合は04年に8%で、不払い残業(30%)や解雇(14.9%)などと比べて相談は少なかった。それが05年には17.7%と2倍以上に増加。06年も17.2%と高水準のままだ。これに伴って労災の相談では、従来のけがなどから「うつ病」の相談がほとんどを占めるようになった。
 20代のシステムエンジニアの男性の事例では、システムの完成が進まないことから「再教育」の名目で仕事と関係のない研修を受けさせられ、ひざげりなどの暴力を受けるようになり、うつ病となった。また、経理職だった女性は営業に回された上、けんしょう炎になるまで古い伝票を破る作業を延々とやらされたという。技術の未熟な若者や動きの鈍い人などが狙われるらしい。
 弁護団の棗一郎弁護士は「さまざまな形のいじめがある。法的措置で対抗もできるのでぜひ相談してほしい」と話している。
 弁護団は2日を中心に20都道府県で電話相談「労働トラブル110番」を実施。常設的な相談も行っており、問い合わせは弁護団(03・3251・4472)へ。【東海林智】