ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

変更をどのように周知するのか

 信号機のタイプが変わった場合って、どのように周知するのだろう?歩行者用は看板を立てておけば、全員とは言わないまでも目を通す人はいるだろうけれど、運転者はどうするのか。

 とどのつまり、きちんと信号に従えということになるとは思うのだけれども、「思い込み」が入ると難しいことになる。

 というのは、先日から歩車分離信号に変わった近所の交差点で見かけた光景から。歩行者用信号が青になっていたので、沢山の人が横断し始めた。そこに一台の車が、臆することなくスーッと左折してきたのだ。人々は驚いて逃げた。運転していたのはおじいさんだった。その時は、その車と同じ進行方向の横断者しかいなかったので、変更前の信号と同じ感覚で…歩行者が横断していれば自分も進めるとか、歩行者用信号が青ければ進める…というようにこれまでも運転していたのだろうと思わせる動きだった。少なくとも自動車用信号を見ては居ない。見ていても、おじいさんの目には「青く」見えたのだろう。

 恐らくそのおじいさんも店へ行くためには横断歩道を通るのだから、信号に立てかけてある説明を読む機会はあるのだけれど、ちゃんと読めるだろうか。看板には「歩車分離信号だから、歩行者は必ず押しボタンを押すように」という説明のみで、それがどのような動きをする信号であるかの説明はない。初耳だった私も帰宅してから調べたのだ。

 読んでいないだろうと思われる歩行者もいるにはいる。ボタンを押さなければ歩行者用信号が青になることはないのだけれど、ボタンを押さずにずーっと待っている人もいるのだ。ま、そのような人は待ちぼうけになるだけだけれども、運転者についてはそうも行かない。事故を起こしてしまうかもしれないからだ。

 見かけたあの左折したおじいさんには、どのように気付いてもらえばよいのだろう。

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