ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

自分自身を嫌いな理由を考えてみた

 子を欲しくない理由である「私の場合 - ねこの日々」の関連で、自分で自分を好きではない(むしろ嫌いな)理由を考えてみた。

 細かいことは挙げないけれども、「これは直さねば」と思う自分の欠点はいくつかある。勿論気をつけてはいるけれども、三つ子の魂百までというか、そうは問屋が卸さないというか、とにかくある段階で頓挫するのである。これを飽きるほど繰り返していて、まあ進歩が無いとも言うけれども、自分自身でほとほと厭になっていることでもある。そういう自分と真正面から向き合うことに疲れてしまったので、自分を嫌うことで目をそむけているのではないかと思うことがしばしばある。勇気が無いというか根性がないというか。それらを克服できれば、自分を好きになれるのかもしれない。あるいは次から次へと「直さねば」が出現して、一生それに追われるのかもしれない。

 自分自身の厭な点を、産んだ子供に見たくないという気持ちは確固としてあり、それと対峙出来るだけの精神力が自分自身にないことが、子を欲しくない理由のひとつであるのは確かだ。そしてこんな自分を嫌っているのだから、こんな人間はこれ以上要らないと思うのだ。ある程度の克服がなされれば気持ちは変わるのかもしれないが、これまでの調子から推測するに、気が変わる頃には既に身体が産めなくなっているような気がする。気付くのが遅すぎたというか、気付かなければ良かったというか、複雑な心境だ。