ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

女はおしゃべり?

 「おしゃべり」という言葉の意味って、次の2種類が思い浮かぶのですが…。

  1. 口数の多い人
  2. 話す必要のないこと、話すべきではないことを話題に上げる人

 どちらも、性差よりも個人差であると感じていたのですが*1、『http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000017-jij-int』の記事によれば、少なくとも口数については、性差は見られないという実験結果が出たようですね。陳腐な例ですが、「耳障りである、やかましい」を意味する言葉である「姦しい」は「女」が3人集まっていますけど、まったく失礼しちゃいますね。

 面白い実験ですが、実験以上に、この実験に使われたという「一日中装着していても気にならない小型のデジタル録音装置」(時事通信社の記事から)が一体どのようなものか気になります。同じ録音機について読売オンラインにある記事では「外からは作動しているかどうかが分からない小型録音機」と書かれているのですが、これって「装着しても気にならない小型さ」とは異なるもののように感じます。そして、ロイターの記事では、この録音機については一切触れられていません。一体全体、どのような録音機なのかが、非常に気になります。


時事通信社の記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000017-jij-int

読売オンラインの記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000103-yom-soci

ロイターの記事:
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070706-00000706-reu-ent

以下、時事通信社の記事。

「女性はおしゃべり」はうそ?=1日の言葉の数、性差なし−米大学チーム
7月6日6時1分配信 時事通信

 「女性は男性よりおしゃべり」はうそ?―。アメリカとメキシコの大学生計約400人を対象にした調査で、日常生活で発する言葉の数は男女でほとんど差がないことが分かった。米アリゾナ大などの研究チームが、6日付の米科学誌サイエンスに発表した。
 研究チームは、一日中装着していても気にならない小型のデジタル録音装置を開発。1998年から2004年にかけ、17歳から29歳の大学生の女性210人、男性186人の日常会話を、2日間から10日間録音し、男女それぞれが1日に発する単語の数を推計した。
 その結果、女性は1日平均16215語、男性は15669語を発していたが、これは統計学的に意味のある差ではなく、むしろ個人的な差異が大きいことが分かった。 

*1:少なくとも自分は進んであれこれと話せる方ではないという自覚がある