ソフトとマシンの追いかけっこ
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070822-00000066-zdn_n-sci
Windows XPマシンは08年1月31日に生産終了
8月22日18時29分配信 ITmediaニュースマイクロソフトは8月22日、Windows XPの正規OEMライセンス提供を2008年1月31日に終了すると改めて発表した。Windows Vista発売から1年後に当たり、同日でXP搭載PCの生産も終了することになる。
PCパーツ店などで購入できるDSP版は、09年1月31日まで提供する。
既にXPの企業向けボリュームライセンス提供は、Vistaの企業向け販売が始まった昨年11月に終了。だが調査会社の調べでは、Vistaの世界シェアは3％強に過ぎないのに対し、XPは87％と依然として圧倒的に差があるのが現状。安価なPCでも軽快に動作するXPへのニーズは根強い。
XPのセキュリティ修正プログラムを無償入手できるサポート期間は2014年4月まで。当初、XP Home EditionとMedia Center Editionのサポートは09年4月までの予定だったが、日本市場の強い要望を受け、Professionalと同じ期間に延ばした経緯がある。
乗り換えが進まない理由としては、まだまだ特殊なソフトがVista対応になっていないということがあるだろうけれども、なんといっても「安価なPCでも軽快に動作するXPへのニーズは根強い。」に尽きるのではないかと思う。そのXPでさえ出た当初は、いかに動作を軽くするようにコンフィグするかのTipsが流行っていたように思う。マシンがソフトに追いついて余裕を出せるようになり、周辺的なことも整い、安心して使えるようになると、次のソフトが出てきてしまうんだよなあ。そうやって、新しい物が生まれるのかも知れないけれど、ちょっと待ってと言いたくもなる。
