ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

字幕か吹き替えか

「女性を怖いと思った…」(lunaticさん)の中に

世界中で外国製映画に吹き替えをせず、字幕を当てるのは日本だけなのだとか…

とあり、lunaticさんの見解は「声優の起用のしかたと脚本に問題があると思います」とのこと。例えば子供が画一的に高い声なのはいかがなものか、とか。更に、字幕は制限が出るため、本当にそのままを伝えられないのではともいうこと。


この意見には賛成。私も観る時は出来る限り字幕版を選択しますね。子供に関わらず、声がもたらす人物像への影響は大きいです。
例えば、なんとなく意地悪そうだったり冷たい人と思わせる声に聞こえる人が優しくしてくれてヒロインがその人に惹かれてしまうのと、終始優しい声の人が優しくしてくれて…というのとでは、感想が全然違うものになる気がします。そのあたりも考慮してキャスティングされていることでしょうしね。実際、吹き替えと字幕の両方を見て、そう感じたものもありました。

とはいえ、字幕では文字数の制限が出てしまい、話したままが文字にされているわけではないというのは致し方ないところです。「ちぇっ」みたいな、ストーリー展開に影響をほとんど影響を与えないであろう短い台詞は、どんなに画面に余裕があっても訳されないこともあります。運良くこれらを聞き取れた時は嬉しいし面白いし、これらが訳されたらもっと臨場感があって面白いだろうなあと、勿体無く思うこともありますが、見易さ、読みやすさの点から、やはり致し方ないのだろうなと思うことでもあります。

これを突き詰めると、原語で理解できれば楽しいだろうなあとなるのですが、なかなか、いやはや。