同じ視点で見てもらえないし、同じ視点からは難しいのかも
2008-01-25から。
こういう「成功者たちの言葉」が編まれる際には、男の場合は「失敗談」が要求されるけど、女の場合には、あまり「挫折や破綻」が武勇伝的に語られることってないですよね。
うーん。女性の場合、本当は大変なのに実際ほどには大変そうに見せない、苦しいのに苦しそうに見せないようにしていかないと、だから使えないと言われて、そういう目で見られて、あっさりと道を断たれてしまう。だからそうしないようにする習慣が身についてしまっていると思う。ちょっと大変でしたけど、周りの方に沢山助けていただいてね……という語りになるのがせいぜいかも。
それに何でもしないと、人間として認めてもらえない。例えば独身者で仕事をして家に帰ったらちゃんとご飯作って食べるという人がいて。男性だったらマメねぇなんてウワサになるかもしれないけれど、それが女性だったらウワサになることは少ない。逆に自分自身のことも含めて身のまわりのことは構わないけど仕事はするという人の場合、男性は笑い話でも、女性は「女捨ててる」と陰口のネタにされるでしょう。
高校くらいまでの成績がよろしくなかったら、大学行かなくてもいいって言われる女性は多いのではないかと。
この当たりが積もり積もると、男性から読んで面白くない経歴になるのでしょうね。子供を育てながら活躍することはとても大変で困難。それが出来る環境を作っていくところからしなければならなくて、人知れず苦しんだり挫折したりしながら環境を作って道を切り開いている。それをおおっぴらに話したところで、その大変さを理解してくれる異性ってまだまだ少ないのかも。更にそのようなバックアップに資するのが、その人の情熱であるのは勿論だけど、そこまで思わせる(その人に投資したいと思わせる)経歴だったりすることもあるし。
なんか漫然としててすみません。