ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

出来ない私にできること

日々、id:Yosyan先生の所を拝読しながら(例えばこちら→http://d.hatena.ne.jp/Yosyan/20080422)、ため息を通り越してなんとなく途方に暮れてしまう。
私は幸いなことに病院のお世話になる機会もそうない、行く時も診療時間内にという、ごくごく普通な患者でいる……つもりだ。分からないことがあると、そこそこ食い下がって尋ねることもあるので、鬱陶しがられるとするとその時か。そんな普通の患者(のつもり)からは、現在取りざたされている医療行政のあれこれに対して、現場の医師の方々がそれでもと患者を慮って頑張ってくださることに感謝している。しかし、その医師の気力さえも患者が奪いつつあるという現状に、一体どうすればよいのか……と考えてしまうのだ。気力を奪う行為をする人達に啓蒙する???一体どうやって???仮に友人であれば声をかけることもできるかもしれないが(この言い方で既に弱いが)、知人レベルに達した時点で指摘するのは難しい。いや、そこで気力を奮い起こして指摘すべき!という意見もあるだろうけれど、万人ができることではない……と逃げてしまう。となると、実質、なんら行動を起こせないのに等しいのだ。

だから、私は、きっとこれから先も、今と同じ姿勢で病院のお世話になることだろう。何もできない私にとって唯一のできることは、それしかないような気がするから。もっとも病院側が変わってしまうと、全く同じようにとは行かなくなるのかも知れないけれど。しかしこれとて流れを変えることが出来るわけではなく、何も出来ないのに等しい。無力だ。