鏡に訊いてもわからない
自分に対する評価や実感と、他の人による自分への評価というものは、一致しないものだろうなとは思う。
友人とメールをやり取りしていた。あることに対して、私はレベル1にも達していないと心の底から思うのだが、友人からは、私はレベル1にはとうに達していてその先を行っている、と言われる。ちょっとしたリップサービスも含まれているだろうとも思うし、何よりも自分がレベル1に達していないと思っているので、いやいやそんなこと無いよと答える・・・・・・を繰り返した挙句にきた返事の文字が、とても怒っているように見えて、私は困惑したのだった。私の心の底からの「そんなことない」は謙遜を通り越して、失礼な言葉として届いてしまったのだろうか。それで壊れる仲ではないのだけれども、何となく困ったなと思う。友人の言葉を借りると、レベル1に達して、更にその先を行っているのは友人の方だ、と思う。
白雪姫の継母の使っていた、問うたら答えてくれる鏡が欲しい。
この手の話に、どのように応対したら良いのだろうと、途方に暮れている。