ザ・マジックアワー
三谷幸喜監督の新作「ザ・マジックアワー」、見てきましたよ。
というか、封切りされたことを知って、応募していた試写会に外れていたことに気づいた自分て(涙)
こんな田舎の夜の時間帯だったのに、部屋の4分の1は埋まっていたのは、さすが!観客は大人ばかりだったのだけれど、時折おばさま方の笑い声があちらこちらから響きわたり……楽しいから、ま、いいか。
会場が明るくなるまで席を立たないことをお勧めします。
公式サイト:http://www.magic-hour.jp/index.html
以下、感想をぼそぼそと。
- べたで思わず突っ込みを入れたくなるようなセリフから始まる物語。そんなべたなセリフを聞いて思わず吹いてしまいたくなったけれど、そんなセリフがはまってしまうのは、さすが三谷さん。
- 交わっているかのようで異次元にある複数の線は、本人達には後に引けない深刻さなのに、観客から見るとただの喜劇。たとえば第三者から見た私の人生、喜劇にでも見えれば上出来なのかもしれない。
- それにしても、笑えるスリルって。
- 戸田恵子さんって、いい役者さんだなあと思いました。何にでもなれるのね。そういえば三谷さんの映画ではよく出てきているような。お気に入りなのかな。
- 最後のメインキャスト紹介は、ちょっと古畑風。
- 三谷さん、撮影の現場を、役者というものを、よく観察しているのだなあと感心。きっとこうやって作品を皆で作ることが、心の底から好きなんだろうなあ。