ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

白神山地旅行3

シリーズ1は種々の概要:http://d.hatena.ne.jp/kimuchimilk/20080716/p1
シリーズ2は訪れた場所:http://d.hatena.ne.jp/kimuchimilk/20080717/p1
 〜睡蓮沼、奥入瀬川上流、二ツ森山、十二湖

驫木

とあるテレビ番組で紹介されたという、五能線にある驫木(とどろき)駅へ行ってみました。車を3つ並べた轟は見慣れていたけれど、馬が3つ(3匹?!)の「とどろく」は、なんとなく趣というか歴史と言うかを感じる。しかし、携帯電話のメールの文字変換ですぐに候補に挙がったので驚きました。地名だからでしょうか。

驫木駅駅舎。木造の素朴な駅舎です。無人駅。

ホームから追良瀬方面を望む。この駅は日本海に面しています。天候と季節どころか刻々と変わるであろう絶え間なく聞こえる波の音は、ここを利用する人々の生活に多様な色を与えているに違いありません。

千畳敷

千畳敷は「平らに広がった地形を、畳千畳の広さと形容した地名・観光地のこと」を示すそうで、全国各地に存在するそうだ(Wikipedia)。
訪れた場所は、津軽国定公園に属する千畳敷で、地名をとって深浦千畳敷とも呼ばれているそうです(Wikipedia)。物珍しがった津軽藩の殿様が、そこに千畳畳を敷かせ大宴会を開いたとされることからこの名があるそうです。

 千畳敷。白い点はほとんどウミネコ、ぽつぽつとカモメ(?)です。

 千畳敷周辺には奇岩が多いそうです。10の奇岩が紹介されていました。

北金ヶ沢のイチョウ

平成16年9月30日指定で国指定天然記念物となっています。
銀杏の木のそばに立てられている深浦町教育委員会による説明札の文章を転載。
『 このイチョウは樹齢1,000年以上、高さ約31m、幹回り22.00mで、垂れ下がっているたくさんの気根・乳垂から「垂乳根(たらちね)のイチョウ」と呼び、古くより神木として崇拝信仰されています。
 また、お産をし母乳不足で困っている女性に乳を授けるありがたい樹としても広く知られてきました。
 この地は、元享年代(1321年)頃から応永年代(1400年)に栄えた金井安倍氏菩提寺の別院が建立されていたと伝えられています。
 そして伝説には、古代の武将安倍比羅夫が建立した神社の跡地で、そのときこのイチョウが植えられたと言われています。』
高さと幹回りは修正跡がありました。「青森 大銀杏」で検索してみたものをいくつか見ると、それぞれにこれらの数値が異なっていますので、今も成長を続けているのでしょうか。

 近寄って葉の形を見るまでは、イチョウと言われてもピンとこないです。

 大銀杏から垂れ下がるたくさんの気根。

 人との比較。こんなに大きいんです