ねこの日々 - ブログ版

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嘘でしょ?!

もみじマーク、義務化撤回=「高齢者いじめ」批判受け−道交法改正へ・警察庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081225-00000042-jij-soci

毎日ハンドルを握る立場から見ると、もみじマークをつけていないけれども、それなりにお年を召していらっしゃる方の運転は、怖かったり、交通の妨げになっていると感じるものが多いです。マークのあることで、こちらは用心できるし、不可解な動きの理由として納得もいきます。「高齢者いじめ」という批判は誰がしたのでしょうか。当の高齢者でしょうか。
本音を言えば、そんなお年だったら運転をやめたらと思うのですが、車が無いと生活のできない場所もあるので声を大にして言うことができません。このマークの義務化は、そのジレンマに置く緩衝材となっていると思うのですが、義務化の撤回により、お年寄りドライバーへの風当たりはより強くなると思います。若手ドライバーから自然発生的にマークをつけるよう声が出て、そのような風向きとなるようにも思うのですが、そのような「自発性」を狙っての義務化撤回なのでしょうか。

「高齢者いじめ」だと言うのならば、免許更新時に年齢に無関係で運転技術だけを見て判断してもらう方法が良いのでしょうか。その場合、バッファ期間なんてなくて、運転して良い人とダメな人と鉈を振るわれそうですけれどね。若くても運転ダメな人とか、お年よりだけど問題ないよとか。交通安全上はその方が良いのでしょうけれども。

12月25日11時1分配信 時事通信

 75歳以上の運転者に6月から義務付けられた高齢運転者標識(もみじマーク)の表示について、警察庁は25日、義務化を事実上撤回する方針を固めた。「高齢者いじめ」の批判を受けたことなどが理由。義務化した法律は修正せず、付則で「当分の間適用せず、努力義務にとどめる」とした道交法改正案を来年の通常国会に提出する。26日から1月24日まで国民の意見を募る。
 表示の義務化は昨年決まった。交通事故が減る中で、75歳以上の運転者が原因の死亡事故は2007年に10年前の約1.5倍に増加。一方、表示率は06年1月時点で35.3%と低迷していたため、努力義務から罰則付き義務に強化した。
 しかし、今年6月の施行直前に義務化への批判が国会などで相次ぎ、警察庁は1年間取り締まらないことを決定、見直しを始めた。8−9月のアンケート調査で、マークを「いつも」「ほとんど」付けているとした回答が計75.4%に上昇したため、「広報啓発で普及定着は可能」と判断。改正前に戻すことにした。