ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

続・マンナンライフ

ニュース記事にある、お子さんが食べた時のゼリーの状態が、昨日引用したものと異なっているのでメモ。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090303-00000126-jij-soci
太字はkimuchimilkによる。

マンナンライフを提訴=死亡1歳児の遺族−こんにゃくゼリー問題・神戸地裁支部

3月3日20時0分配信 時事通信

 兵庫県の1歳男児がこんにゃくゼリーをのどに詰まらせ、昨年9月に死亡した事故で、製造会社「マンナンライフ」(群馬県富岡市)の対応に問題があったとして、両親が3日、同社などを相手に計約6200万円の損害賠償を求める訴訟を、神戸地裁姫路支部に起こした。
 訴状によると、男児は昨年7月29日、兵庫県内の父親の実家で、半解凍状態だったとみられる「蒟蒻(こんにゃく)畑 マンゴー味」をしばらく触った後、口に入れてのどに詰まらせた。加古川市内の病院に搬送されたが、約2カ月後に死亡した。
 両親の代理人の弁護士らは記者会見し、同社のこんにゃくゼリーは、大きさがのどをふさぐ程度で、硬さや弾力性がのみ込みにくいものとなっており、容器の形状を考えると設計上の欠陥があると主張。同社が事故を認識しながら、適切な改善措置を取らずに製造・販売を続けたとした。
 男児の両親は事故後、同社に連絡を取ったが、謝罪はなかった。示談交渉でも、書面で2回やりとりしただけで、解決できなかったという。両親は弁護士を通じ、「マンナンライフ社の企業努力によって(死亡事故は)防げた」とコメントした。
 マンナンライフによると、同社は事故を受け、昨年10月に製造を一時中止。約1カ月半後、「凍らせないように」という警告文を追加し、1つ1つのゼリーに警告マークを入れるなど改善策を講じた上で、製造と販売を再開した。
 マンナンライフの話 訴状を見ていないのでコメントは差し控えたい。 

発端である事件の記事には「凍らせた」とありますね。
また、この記事で、男の子の年齢は1歳、発端の記事には1歳10ヵ月とありますが、どうやら1歳9ヶ月となっている記事もあるようです。ま、過去の事件なので、1歳児と丸めるのはアリかもしれませんが。
発端の記事には祖母が食べさせたとありますが、ここでは男の子が自発的に触っていて口に入れたような書きぶりに変わっています。
こういう細かな点の不整合って気になります。


上記はさておき、亡くなった男の子のご冥福をお祈りします。

親御さんは、かわいいお子さんを亡くされた事実を、未だうまく受け止めきれていないのだろうなと思います。仮に祖母が食べさせたとしても、その祖母を責めることもできないでしょう。自分に少しであれ過失があったとも思いたくないでしょう。悲しみの持って行き場が無いのだろうと想像します。私も、楽器盗難にあってしばらくはそういう状態でした。八つ当たりでも何でも、原因を他者にもって行きたくなりました。だから、お気持ちを想像することはできます。

今、親御さんに必要なのは、弁護士ではなくて心理カウンセラーかと。落ち着いてから改めて考えて、やはり会社を訴えるべきと思ったら、そうなさればいい。報道記事からは、暴走しているように読めてしまうのです。