ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

「いないよりはマシ」は「いないと困る」ということ

「働く母、であること」(hibigen Mariさん)を読んでいて感じたこと。

今、私が担当している案件を一緒にやっている人に、子の保育園の迎えのため基本定時で帰っている男性がいる。とはいえ、数ヶ月前は普通に遅い残業もやっていたので、もしやと思っていたら、案の定、まだ公言できる段階ではないが、奥様がつわりで思うように動けないとのこと。

案件は人員がいると個人の負担は減るけれど、どうしてもギリギリの人数で回さざるを得ない。その男性に、メインで任せていた作業があったが、致し方ないので、他のメンバーが肩代わりできる環境にする。とはいえ、肩代わりしているメンバーも勿論主担当作業を持っているし、どちらかといえば作業負担はその人の方がが大きいのだけれど、種々の事情から致し方なくお願いし、その人は快く引き受けてくれた。外部との窓口ともなっている私は、飛び込んできた諸々について先方と交渉して、主担当が作業して間に合うようなスケジュールにすることで、肩代わりメンバーの負担軽減を図ることしかできない。

正直な気持ちを書けば、その男性については、私の中では今は「いないよりはマシ」という位置付けとなっている。そして同時に、「いないと困る」人でもある。矛盾しているかもしれないが、この2つが並立している。「いないよりはマシ」と思わなければ、気持ちがやっていけない。しかし、本当にずっといなければ、業務の進行に差し障りが出る。だから「いないと困る」。

いなくても済む人ならば「居なくても構わない」と言われてお終いだ。「いないよりはマシ」っていうのは「いないと困る」存在であるということだと思いますよ。