道具は大切

　昼食に炒飯を作ることにした。具は玉子しかないしなあと思いつつ冷蔵庫を覗いて、ほうれん草も加えることに。炒めるのに非常に適した、大きくて重さがあり、丸みと高さのある鍋肌を持つフライパンを持っているのだけれど、それを使う元気がなかったので、テフロン加工のフラットなものを使うことにした。

　久しぶりに作る炒飯で、作り方に悩んだけれど、まあ作るうちになんとかなるかなと思いつつ開始。細かく刻んだほうれん草を塩コショウで炒めて皿に取り、御飯を塩コショウを振りかけて炒めて皿に取り、溶き玉子を流してまだ固まりきらないうちに御飯（と今回は面倒だったので一緒にほうれん草）を入れて玉子を絡めようとした。が、上手く絡めることが出来ず、ポロポロとした玉子の塊ができてしまった。御飯にも粘り気があるし、うわー、失敗。味は問題ないんだけどね。こしょうは2種類使ってるし。

　使うのを止めたフライパンだったら、間違いなく上手くいため、絡めることができた筈。ああ、道具に助けてもらってる身。きちんと選ばなければ。