ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

日本山岳耐久レース

 ダンナと仲間達およそ10名が、10/10,11と開催された、71.5kmの山道を24時間以内に戻ればOKという日本山岳耐久レースに参加した。私も私設サポーターとして付いていった。
 前日は台風上陸だったので、台風一過の晴れやかな天気を期待していた。しかし、ぐずぐずと断続的に小雨が続き、出走前から先の思いやられる天候だった。とにかく、皆が無事に戻ってくることだけを祈っていた。

 私と友人の二人で構成された私設サポーターは、ロッジで、皆のご飯を作ったり、貰った連絡から状況を整理したり、リタイア/完走で、ゴールに戻ってきた人を迎えに行ったりということをする。
 今回は悪天候なので、リタイアで戻る人が早い時間に出てくることを予想し、いつもよりも2時間程度早く調理に取り掛かったが、これが正解。結局、初日のロッジの晩でも、賑やかな状況となった。完走を果たしたものは数名だったが、それぞれの目標をクリアし、素晴らしい健闘ぶりだった。気力体力に全く自信の無い私は尊敬するばかり。

 山では濃い霧のため、LEDライトは光が散ってしまい役に立たなくて前が見えず(2メートル先がぼんやり見える程度だったそう)、タイムが遅い人ほど、道は前の人で荒らされた状態となるため、「登りでは砂丘を歩いているよう」だったそうだ。何度も滑落した仲間もいた。
 ヘリコプターと救急車が出動したことを考えれば、仲間達は足首捻挫と擦り傷程度で戻ってこられて、本当に良かった。

 主催スタッフも何とか無事にレースが終了し、心地が付いたのではないかと思う。関係された皆様、本当にお疲れ様でした。