小編成のレッスン＋市吹

　トリオのレッスンでは、最後にもっとちゃんと練習するようにと叱られた。もっともな指摘だし、何よりも練習不足であることを自分自身が良く分かっている。でも、一日15分楽器を持つのが精一杯で、それが毎日出来ていない状況では、すでに曲をさらうことが困難となっている。せめて30分欲しい。いや、30分でも全然足りないのだけれど、でも、もう少し何かが出来るのだ。

　これまでは、レッスン中にできなくても「練習すればいいや」と思っていたし、実際なんとか（30分の練習で）練習できていた。この「練習すればいいや」が希望であり、その時の自分にとっては免罪符にもなっていたのだ。だが、今は本当に練習できないので、指摘を受けても、希望も免罪符もなくて、自分を追い詰めてしまっているようなのだ。メンバーと比較するとどちらかと言えば劣等生な私にとって、練習を重ねることだけが、なんとか参加する気力を維持する手段だったのに。

　今日は二時間のレッスンだからなんとかなったけれど、明日は一日練習。精神的に耐えられるかどうかが不安だ。先月みたいに壊れてしまわないだろうか。

　夜は市吹の練習へ。コンクールでやる曲って、どうしてこんなに楽しくないんだろう。最後にやった山口百恵のメドレーはとても楽しかったのに。

　多勢に無勢状態で、今年もパートリーダーになってしまった。そろそろ勘弁して欲しいのになあ。