ねこの日々 - ブログ版

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外せるくらいなら…

「いじめをしません」 舞鶴・白糸中 バッジで宣言
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080212-00000013-kyt-l26

いじめを見かけたり、いじめられた時はバッジを外してSOSを伝える試み。

このニュースを読んだ瞬間から感じていたけれど、一晩経っても考えが変わらなかった。
バッチって誰にでも見えるところに着けているのでしょう。外しているのも誰にでも分かるということでしょう。
陰からこっそりといじめの現場を見かけたという場合は有効かも知れないけれど、それ以外はどうだろう。バッチを外すなと脅されてしまうように思うんだけど。外す勇気があれば、先生に相談してそう。それが本当の目的?

教師である友人などには、生徒に個人の携帯の番号なりメールアドレスなりを知らせている者もいる。目的はいじめ対策だけではないが、そこまでしなくちゃ行けないのかと首をひねることもある。しかし、少なくともいじめの通報には、こちらの方が有効そうな気がする。

ま、バッチが着いているかどうか、教師は生徒を良く見るようになるでしょう。バッチそのものの効果はともかく、全校でこのような取り組みをすることが啓発になって、いじめが無くなれば良いのですよね。「『いじめをしません』バッジで宣言」とあるので、本当の目的はやっぱりそこかな。

「いじめをしません」 舞鶴・白糸中 バッジで宣言

2月12日19時19分配信 京都新聞

 京都府舞鶴市の白糸中(浜)で12日、「いじめをしません」と宣言してバッジを付ける取り組みが始まった。いじめ被害は口頭で友人や教職員に訴えにくいことから、いじめを見かけたり、いじめられた時はバッジを外してSOSを伝える試み。
 一昨年秋、部活中などに衣服がなくなる出来事が相次いだため、学級単位で「いじめをしない」というスローガンを廊下に張り出すなど、再発防止活動を進めてきた。
 オリジナルバッジは金属製。円形で直径2・5センチ。表面の模様はハートマークを両手で囲む生徒の案を採用した。美術教員が淡い緑と黄色で色づけし、「HotHeartShiraito(温かい心白糸中)」との文字を添えた。
 1年生と3年生はそれぞれ、「みんなと仲良くします」「誰とでも笑顔で接します」と後野文雄校長に誓ってバッジを受け取り、胸元に着けた。2年生には13日に手渡す。教職員も付ける。
 後野校長は「いじめ被害を言いにくければバッジを外してほしい。教諭たちがすぐに相談に応じるから」と呼びかけていた。

最終更新:2月12日19時59分
京都新聞