あと一月

　来月の今頃は、吹奏楽コンクールの県大会だ。団体によっては、コンクール参加について毎年物議をかもすようだが、所属団体は参加することを前提にしているので、比較的一丸となって練習できているように思う。面白くないと思うことも多いけれど、コンクールを純粋に技術向上の場と捉えているのだ。コンクールに関しては指導を頂いている指揮者の先生に全面的にお願いする一方で、定期演奏会の選曲に関しては指揮者の先生は口を挟まないということでコンセンサスを取れており、これが上手く機能しているように思う。

　コンクールには複数の部門があるのだが、私たちの参加する部門は課題曲＋自由曲の組み合わせで計12分以内の演奏となる。大体の年において、自由曲はカットといって、時間内に収めるために曲の中で切り捨てる部分が出てくるのだが、今年も自由曲ではカットがたくさん出ている。もともとの譜面にはカットを示すバッテンがたくさん付いたし、大変に譜めくりし辛い状況だったので、切り貼りしてコンクール用の譜面を作成した。お蔭で以前よりも演奏に集中できるようになった。環境を整えるのは大切と分かっているのだけれど、いつもなかなか着手できないのだなあ。

　私自身の課題は大分絞れたので、あとはそれらをいかに攻略するかにつきる。あともうひと踏ん張り、なんとか頑張りましょうかね。