ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

眼鏡っ子アイドルの眼鏡から感じるもの

 眼鏡っ子アイドルというジャンルのアイドルが誕生したことは何となく知っていた。

 Yahoo!の動画広告に、その眼鏡っ子アイドルが出ていたのでしばらく眺めていた。眼鏡似合ってて可愛いけれど、アイドルという感じがしない。その原因は、やはり眼鏡だ。

 例えば、アイドルや女優さんのいる会場内とビデオで撮影したものを切り替えるタイプの番組の場合、ビデオを見ている出演者の様子や、ビデオから会場内撮影へ切り替える瞬間の映像に、出演者の眼鏡姿や慌てて眼鏡を外す様子などを見られるものがある。そこに、出演しているアイドルや女優さんのプライベートを垣間見たような気がして、なんだかドキドキするのだ。そうか、あの人は目が悪いのかと親近感を覚えたり、眼鏡も似合うねとTVカメラの前では見られないその顔に興味をそそられてしまうのだ。素顔の美しい人は、眼鏡を掛けても様になると分かっているんだけれども、それがどのような顔になるのかに興味が惹かれるのですね。

 しかし、眼鏡っ子アイドルの場合は、既にプライベートを見ている気分になってしまう。眼鏡の似合う可愛い、でも近所や学校にいそうな人という意識になってしまう。それはそれで近しい感じがして、男性だったら「もしかしたらボクの方を向いてくれるかも!」という妄想も抱けるのかもしれなくて、もしかしたらそこが目的なのかもしれないけれど、同じアイドルとして括るのは、何となく違和感があるなあ。これまでも「近所にいそうなアイドル」と言われるアイドルはいたけれども、その時に感じる近所よりも更に近い近所なのだ。それこそ数軒先のご近所。近所の言葉を交わせるかも知れない可愛い女の子と基本的にはTVの画面越しかコンサート会場の客席(しかも遠方)から見ることしか出来ないアイドルは別世界のものでしょう。

 ・・・と、近所の女性に例えたところで、彼女はやはりアイドルで、簡単に近づくことの出来ない存在であることは事実ですから、感覚的に、ですけどね。でも、TVや舞台に出るモデルさんと、お店の広告に出るモデルさんくらいの差は感じますねぇ。