ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

郵政民営化のあおりを喰らって

 居住地の郵便集配局が、郵便物の集配サービスをやめ、居住地の郵便は隣町の郵便局の扱いになるとの知らせがあった。実施までにはもう残り一月もない。居住地のその郵便局は平日の窓口の時間が短くなり、時間外窓口がなくなる。

 定形外郵便だったり、郵便書籍などで送られてきたりしたものを、時間外窓口で受け取ることは多かった。それでも車で5分程度の場所にあることから、平日でも受取に行くことはなんとか可能だった。それも、その時の都合でフラリと行くことができて、大変ありがたかった。しかし、新たな集配局へは夜間でも30分以上、時間帯によっては1時間はかかる場所となるため、疲れてフラフラしている平日の晩に出向くのは非常に腰が重い。

 その代わりとして、初回配達に不在だった場合で何の連絡もしなかった場合は、連日7日間毎日配達に来るそうだ。連絡をすれば居住地の郵便局で受け取れるらしい。ただし、いわゆるオフィスタイムに。配達の希望日時等を伝えれば、そこに届けてもくれるらしい。

 これまでは、初回(たまには翌日も配達してくれることがあったが)不在だと、そのまま郵便局で保管してくれたので、都合の良いときに受け取れて、しかも、こちらからのアクションは不要だった。それがなんらかのアクションをとらないと、不在の家に毎日配達に来てしまうらしい。共働きで時間の読み辛い仕事をしている身としては非常に不便だけれども、それよりも毎日不在宅に来ていただくのは非常に心苦しいし、無駄に感じる。そして、統括された集配局は、平日、土祝日も0:00〜24:00の営業、すなわち休み無く1日中やっているらしい。なんだか無駄に思える。更に心配なのは、郵便物保管のキャパシティ。足りるのかな?世帯数としては(人口的にも)およそ25%増ですよ。しかも居住地には大きな研究機関がいくつかあるのですよ。

 居住地の集配局であった郵便局の局員は、隣町に移動し、これまでどおりの場所を担当するとのこと。すなわち、これまでよりも遠い場所から出発して配達することになるのだ。

 私にはこの変更が、利用者には不便をもたらし、運営としては無駄を含むものにしか感じられない。これで得られる何かがあるのだろうか。