ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

続・趣味って?

猛暑続きだった夏が去って、随分と秋らしさを感じるようになりました。日の落ちるのが早くて、明るさと時間との関係についていかれなくなってきております。いつのまにこんなに時間が経ったのと、いろんな意味で思います。

こんなに時間が空いてしまいましたが、趣味って? - ねこの日々に書いたことの続きを漸く書いてみたいと思います。こんなに時間が空いてしまったのは、時間の都合もですが、なによりも書いたら心が折れてしまいそうだったからです。ようやくそのような状況を脱したので、今のうちに書いてしまいたいと思いました。ポテト姫さまが書かれていたように、追われている気分満載でした。どうしてこんなに追われなければならないのだろうと、ずっと思っていました。

柿柳先生の「趣味なら無料で」というご意見はもっともだと思いました。先生が、私の考えていたことを全て的確にお書きになられていたので、私の考えたことはこれです、ということで、ここに書くのは控えます。

私もですが自分の周りにも無料の演奏会にしたいと思う人は多く、定期演奏会とは別に定期的に開催しているちょっとした無料コンサートの方がやりやすいという意見を聞きます。私は有料演奏会では案内をした方で直接私に問合せをした方にはチケットを差し上げています(つまりチケット代金は私が負担しています)。そういう状態ですが、それでも有料(この辺りの地域として考えると、アマチュア団体のチケット代金としては高い)になっているのは、演奏にプロが入るから、です。いわば目玉的なゲストは毎年来て下さる方ですが、大御所でもあり、さすがに無料開催は失礼かしらと考える面があります。これは多分に師匠方の意見も含まれているのですが・・・。おそらくそれだけです。
しかしながら、聞く方には演奏会の全てを含めての有料であることは、アマチュアな私達も重々承知していて、そのギャップで苦しみ悩んでいる、という構図です。無料の演奏会も有料の演奏会も、練習に対する姿勢は変わりません。それは自分達の成長の過程としての演奏会という位置づけになっているからです。

しかし四の五の言っても、そのような活動をしているグループに入ってしまっています。自発的に入ったのではなく、師匠に声を掛けられて、責任転嫁な言い方をすれば「入らされた」立場です(入る時点で拒否する選択肢はあったとは思いますが、そこは・・・)。見方を変えると、一応グループに入れてやっていかれると判断して頂いたとも言え、それは有難いことと受け止めるべきことなのでしょう。そして、やはり入ってしまっているというのは、自分もどこかで望んでいたのかもしれないと思ったりもします。止めたいと思い師匠に言っては引きとめられを繰り返してはいましたが、本当にやめたければ何を言われても止めただろうとも思います。

ここは腹を括るしかないなと、ようやく思えるようになってきました。
私が自分の趣味と思っていたことは、既に個人の趣味の域を超えてしまっていた、ということなのでしょう。「セミプロ」と言うのはまだ口はばったいのですが、それに準じた覚悟は必要なのでしょう。

将来の夢に、退職後にボランティアの演奏活動をしたい、というのがあります。この活動は、趣味の域を超えていますよね。やはり腹を括らねばならないようです。そのためには、もっともっと自分の腕を磨かねば。