ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

カラスとカエル


   思い出してしまいました。

カラス

カラスにどつかれるって、足で?くちばしで?いえ、どちらにしろ、大変に危険だと思うのですが、怪我なくご無事なのでしょうか。


という私も、カラスにやられた経験があります。


それは中学生の頃。当時、ヘルメットをかぶって自転車通学をしていました。まだ日のある帰り道、ぼけーっと自転車を漕いでいたら、自分の顔の傍10cmあたりを通って上から何か落ちてきました。何気なく見ると直径2cmほどの小石。そこで上を見上げると、電線に一羽のカラスが。


「あいつがやったのか?」「なぜ狙われた?」・・・未だに分かりません。

カエル

みどりの小さなカエル100匹以上という光景だったそうですが、小さくないカエルが沢山いる光景はいかがですか?


正式名称が分からないのですが、ガマガエルというのかウシガエルというのか、茶色くて背中にボツボツがある(ように見えた)大きなカエルがいますよね。


これまた中学時代のお話。通学路のとある区間の道路が、梅雨の頃にカエルの移動通路となっていました。畑の方からやぶの方へ(或いはその逆かも)移動するのに、その道路を横断しているのです。2車線の舗装された車道です。


その時は突然やって来ます。遠目でアスファルトが茶色くなっていることでそうと分かります。100匹はかたいのではないでしょうか。それがわかった時には、他の通学路を選ぶ余地がありません。前進あるのみです。車は容赦なく(とはいえ田舎なので時折)走りますから、まさしく戦場のような有様だったと思うのですが、詳細を覚えていません。


なぜならば。


茶色の物体の合間を縫うように自転車を漕がなければなりませんでした。自分の目に映るのは、自転車が通れる部分を判断して繋いだ道筋のみでした。バランスなんて間違っても崩せません。時折、動くカエルに驚かされます。それにも耐えて、バランスを保って自転車を漕いで行きました。それはそれは必死でした。朝から超真剣勝負です。


不思議なことに、いつも帰りには、道は綺麗に元通りになっていました。なので、翌年のその時が来るまでは、そのことをすっかりと忘れているのでした。

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