小学校での演奏会

本日午前、所属する市吹のある市内の小学校の体育館での演奏会に参加。いわゆる依頼演奏というものだ。これまで何度か養護学校での演奏を経験したことがあるけれど、普通校での演奏会は初めてなので、小学生がどんな反応を返してくれるのか、興味津々でもあり恐怖でもあった。みんなシラっとしてたらどうしようなんて考えてしまった。演奏会の前に授業参観があったそうで、父兄の方々も沢山みえていた。

指揮者が最初に上手く子供達を乗せたのが効を奏したのかもしれないが、とても素直で沢山の反応を返してくれる子供達にこちらが乗せられてしまった。曲目はアニメの主題歌だったり最近流行ったJ-POPだったりディズニーものだったりしたのだけれど、

「このアニメ見たことあるひとー」　（挙手のジェスチャー）
「はーい」　（目一杯手を上げる）

「この曲知ってるひとー」
「はーい」
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みんな良く知ってるのね。お蔭でこちらは、全然気を抜けないよ。楽しんでもらえるように、一生懸命演奏しなくちゃと気持ちが引き締まる。

楽器紹介では「この楽器知ってるー」「でかーい （チューバを見て）」「変なのー （ファゴットを見て）」と忌憚のない感想がビシバシ飛んできた。その声に思わず噴出したり感心したり。楽しいなあ。

最初の曲でテンポに合わせて手ばたきをさせたら次の曲からは進んでやってくれるし、「歌おう」と言えばどんどん歌ってくれる。自分が子供の頃、あのような素直さがなかったのではないかと反省してしまうほどのノリの良さが嬉しくて、こちらもニコニコしながらも必死で演奏してしまった。アンコールでやった校歌も「えー」なんて言いながらちゃんと歌ったし、「マツケンサンバII」は大合唱だった。恥ずかしがらずに踊ってくれても良かったのになあ。

眠い目をこすりながら、平日よりも１時間早く起きて行った甲斐があったというもの。とっても楽しかったよ。また一緒に楽しもうね。