ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

ランドセルの色

 tamaさんのところのコメント欄でランドセルの色について、なんだかにぎわっています。で、コメント欄にちょっと参加してみましたけれど、追記として更に考えたことを書いてみたいと思います。

 数多くの色から好きな色を選べるのは良いことだと思っています。その一方で、別に、男の子が黒、女の子が赤と決めてしまってもいいんじゃないかとも思っています。「黒=男、赤=女」は全国統一された認識としてはスタンダードかなと。

 小学生は、特に低学年はまだまだお子様(1年生なんて、ちょっと前まで幼稚園生だったの)だから、登下校時は特に周囲の他人である大人が安全面から目を光らせている必要のある時期だと思うのですね。幼稚園生と違って、保護者がいつもついているわけではないですものね。
 そうすると「あそこに男の子が3人女の子が3人の集団が歩いている」なんて、誰かのたわいもない記憶が、案外重要になることがあるのではないかと想像してみたりするのですね。「この辺りでは見かけない男が小学生の女の子に声を掛けていた」というのもあるかも知れません。小学生であることと男女の識別を、ある程度の距離を持っても可能とするのが、ランドセルとその色だと思うのです。したがって、この観点から言えば、記号的に色と性を結びつける必要がありますね。

 好みや自由を主張するのは、ある程度自分のことは自分で対処できるようになってからでもイイのではないのかなーと思うのですよ。もしくは、自分の好きな色柄のランドセルとするのならば、思い切り個性的なものを選べるようにしてしまう。そうすれば、鞄で個人を特定できる可能性が高まりますからね。