ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

自転車も車両2

 ちょっとこちらへ書くことの出来ない間に三ねんせいさんからリンクを頂いていました。


 さて、どうして自転車が車両であると自覚されていないのだろうか、という点だけれども、まあ間違いなく、三つ子でも運転できる乗り物だからというのが理由だろう。

 「これは自転車だよ」と補助輪付の小さな自転車を与えられたのが、自転車との馴れ初めだという方が多いのではないかと想像するが、その時は三輪車の延長上の乗り物という程度の認識しかないのではないだろうか。そして、大人と一緒に連れ立って移動する時は、大人の背中を追いかけて歩道を走るのだ。そのために、自転車はいつも歩道を走ることのできる乗り物という認識が子供に植え付けられたとしても不思議ではない。体の成長に合わせてサイズが大きくなり、危険度は増すというのに。

 私自身、自転車が車両で罰則のあることを認識したのは、運転免許取得のために学んでいる時だった。一番激しく自転車を乗り回していた義務教育時代には、自転車が車だと思ったことは一度も無かったと思う。や、ちゃんと聞いていなかっただけだと思うけれど、学校で警察主宰の交通教室が開催されてもいるけれど、自転車が車だということを余り強調されていなかったようにも思う。

 ということで、自転車については幼児体験が大きいように思うのだ。初めて自転車を与えられる年齢には、警察の説法などさっぱり役に立たない。周囲の大人が手本を見せるしかないのだ。折にふれて理由やマナーを説明していけばよい。話の通じる年齢であれば、交通教室などで繰り返しすり込んでいけば良い。そして子供から親へ説教してもらえば良い(笑)今これらの条件に当てはまる方々が自覚して自転車のマナーを見直し実践することで、そう遠からず自転車のマナーは良くなると思うのだ。一番の問題は、どうやって誰がそのように仕向けるか、だろう。その一つとして、自転車を泥酔状態で運転して逮捕された事件は有用だと思う。