ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

モラルの低下ではなくて…

“機上の恥”かき捨て?悪質ケース、昨年は24件も

 飛行機内の携帯電話の使用やトイレ内での喫煙が禁じられているのは、それが「死に至らしめるまでの危険を及ぼす」という明確な理由があるからだ。モラル云々の世界を超えている。なのに、携帯電話等を使おうとしたり、喫煙しようとしたりするのは、禁止されている理由、すなわちそう定められている因果関係を理解していないからだ。あるいは「それによりどうなるのか」ということを想像できないからだ。
 飛行機内のアナウンスでは簡単ながらも理由も一緒に述べられている。まあ問題行動を取る人は聞いていないのだろうけれども、そういう人には大人として対応するのではなくて噛んで含めた子供向けの対応を取らなければならないだろう。それで怒ったとしても、そういう扱いをされるレベルなのだということを…理解しないだろうなあ。CAさんは大変だ。
 結局は理解力の問題なのか。子供だって「なぜ何」が生ずるにしてもすぐに理解できるであろう事柄を理解できないオトナって、オトナではなくて体の大きな子供なのか?いや、それでは子供に失礼か?


 携帯電話使用やトイレ内での喫煙、客室乗務員へのセクハラなど、航空機内で禁じられている危険行為を客室乗務員から注意されてもやめず、機長が改正航空法に基づき、「禁止命令書」を出したケースが昨年1年間に24件に上ったことが、国土交通省のまとめでわかった。

 このうち、命令書に従わないため、警察に出動を要請したり、乗客に航空機から降りるよう命じたりしたケースが10件あった。いずれも危険行為を禁じた2004年の同法施行後、3年間で最悪。

 同省は「モラル低下の表れ」として罰則強化など法改正の検討に入った。

 機内で携帯電話など電子機器を使用すると、航空機の計器を狂わせ、重大なトラブルにつながる恐れがある。また、トイレ内の「隠れたばこ」は、機内火災を招く危険がある。