ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

「ながら」は難しい

id:rinako2010さんのはてなハイクの記載を見て、そうそうと思ったことがありまして。
語学学習でのヒアリングの練習で、ちゃんと座って(CDを)聴きなさいとアドバイスされたとのこと。ものすごく良く分かります。「ながら」で聴きとれるのって、上級者だからできることだと、私も実感したことがあります。

ごく簡単なワンフレーズを口に出すことが目的のCDを通勤中車で掛けてみたことがありましたが、すぐに止めました。理由は運転から気が逸れるから、という安全上のこと。ごく簡単なものと言っても、聴きなれない言葉が出てくれば意識がそちらに向いてしまいます。意味を理解してリピートするにも意識が逸れます。私の実力不足が大いなる原因ではありますが、それなりに運転に注意を向けたまま口にできるのなんてほとんどなくて、どうしても運転がおそろかになります。そのことに気づいて、運転中の語学はきっぱりとやめました。運転中に日本語で友人と会話していても、途切れたり反応が鈍ることはあります。もっとも使っている言語でさえこうなのだから、運転しながら慣れない言語をある程度理解しようとしながら触れるのは無理だな、と。

かくして定期的に時間を確保できる通勤中の時間を充てられなら、どこかで時間を確保しなければなりませんが、短時間でも日々の積み重ねが大切であることは重々承知しているくせに、それができないまま、何年も経ちました。私、学習に向いていないんだろうなと思っています。

ただ、BGMのように流すことをそれなりに続けると、なんとなく耳が慣れるように感じるというのは確かにあります。海外でニュースを点けっぱなしにして文字を追いながら何となく聴いていると、BGMから言語として感じるようになることは経験したことがあります。しかし、そこから言っていることを理解することへの敷居はまだまだ高いのですけれど。