ねこの日々 - ブログ版

趣味のフルートのことや愛猫のことを、たま〜に呟きます。

あれから

このダイアリーを少し遡って眺めていたら、2013年の春の演奏会でカルメンの間奏曲のソロを担当したという記事があり懐かしく読みました。


あれから2年経った今年の春の演奏会では、同じビゼーが作曲した「アルルの女」の「メヌエット」のソロを担当しました。相変わらず練習不足で、個人レッスンの時間の一部で指導を受け、あとは全員での合計3回の練習会で毎度1,2回吹く程度でしたので、本番でも決して余裕はなく、また、「あがる」余裕もなくて演奏に集中しました。とはいえ、演奏後の自己評価は低く、ああ、まだまだだなあと思いました。今現在できることはやった自覚もありましたけれど、まだまだ底を上げないとなあという気持ちが強くて。


先日録音が届いたので意を決して聴いてみたところ、自分で思っていたよりも良く演奏できているじゃないと、思わず自分を褒めてしまいました。もちろん、時間が経ったことによるフィルター効果ですが(苦笑)。繰り返し聴くにつれて、どんどんと粗ばかりが気になるようになったので聴くのをやめましたが。昨年から会場がホテルのとあるスペースに変わったこともあり、会場に随分と助けられたと思います。自分に圧倒的に欠けているものが明確に分かったので、来月に控えた定期演奏会へ向けて、これからフルートを吹く折には自分なりにあれこれと試してみるつもりです。


続けていけること、一緒にやっていく仲間がいること、支えてくれる方々がいること、本当に自分は恵まれていると思います。